噂によると、スコットのもとで iOS 開発担当のバイスプレジデントを務めていたアンリ・ラミローが退社したそうだ。ラミロー氏については全く知らないが、23年もアップルに居たらそれなりの役職であったに違いない。
ジョニーと折合いの悪かったスコット陣営の連中が、次々と離れているような印象を受ける。
勝手な想像だが、従来の路線を信望してきたメンバーには、さぞや現状のインターフェイス路線に嫌気が刺していたとしても不思議ではない。いちユーザの視点からでもそう感じるのだから、中の人にはなおさらであろう。
自分は決してスティーブの信者ではないが、彼は誰よりも人を繋ぎ止める力(魅力とは限らない)を持っていたと思う。陽子と中性子をつなぐ核力みたいなもので、四の五の文句を言わせず従わせてしまう、斥力に負けない独裁者のパワーである。
それは極端に言えば、巷で云うところの進取の才能をもった偉大な人物というより、卓越したマネージャとしての能力を遺憾なく発揮して、才能溢れる連中を上手く操縦していたのではあるまいか。それこそが、晩年のスティーブの功績であり、アップルの顔として存在価値であったはずだ。
だが、ティム・クックには、そんなパワーは感じられない。流れに逆らえず、どんどん低い方に流されているように見えるのは、人材のコントロールに苦慮している結果だろう。サー・ジョニーの才能にケチを付ける気は毛頭ないが、ちゃんと制御しろと言いたい。
以上、ホントに勝手な想像だからね。
ま、デカイ会社だし、そう簡単に崩壊することは無いだろうが、このままではあまり改善も期待できないのが、残念でならない。
うわあ、しょーもないヒマネタな上に雑談だ。
…ということで、ヒトツよろしく。
2013年11月某日 Hexagon/Okayama, Japan
http://www.hexagon-tech.com/
[2013.11.04] またもや、お家騒動? 〜より転載&加筆修正
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